小春日和
派遣OLの日常絵日記。時々うちの猫のこと。
さくらのこと
2003年10月19日 (日)
1019.jpg

中学生のとき、猫を拾いました。

もともと私は猫が苦手で、どちらかといえば犬のほうが好きだったのですが
見た瞬間にこの子を連れて帰らなければという強い衝動にかられたのは
きっと出会う運命だったんだなと思います。

さくらの季節に拾ったので「さくら」と名付けました。

さくらは本当に綺麗な三毛猫で、目もパッチリと大きくて、
お客様にもよく自慢したものでした。

カメラを向けると必ず前足をそろえて、尻尾をくるりと前に持ってきておすましするので、残っている写真の半分以上がカメラ目線のこのポーズ。

生後1週間くらいで捨てられていたので
私と母で猫用の粉ミルクを哺乳瓶で与えて育てたためか、
乳離れをしてからも まるで人間の子供のように
”おしゃぶり”を欲しがり、いつの間にか 家族で一番細い私の指を
膝に乗ってはおしゃぶり代わりにして そのまま寝入ったものでした。

そんなさくらも1歳になる直前に発情期を迎え、
子供が出来たら飼ってあげられないという理由で、避妊手術をお願いしました。

しかし手術後、さくらはどんどん衰弱していきました。
大好きなアジの猫缶も受け付けず、吐くものが無いのに吐き続け、
それでも数日は夜中に私のベッドにやってきてはおしゃぶりをしながら寝ていましたが次第に起き上がれなくなり、意識も途切れ途切れになって
手術後1週間もしないうちに 息を引き取りました。

さくらが死んだ時 手術後に診てもらった診療代を いりませんと断られたのは
今になって思えば
やっぱり避妊手術をお願いした動物病院で
ケージから菌が感染したことが死の原因だったからだと思います。

私と母は、あの病院にさくらをお願いしたことを毎日毎日悔やんで泣き続けました。
でも あの病院の先生を責めたって さくらは戻ってこないから
もうあの病院の前は絶対に通らないと 心に決めました。

動物を飼うということ、まして避妊手術をさせるなんて 人間のエゴなのだけど
毎日四六時中癒されて 幸せな気持ちになれるから
どうしてもあの、動物の純粋な眼差しと温もりを 欲しがってしまいます。

さくらはうちにやって来たから 早く死んでしまったのじゃないかと
申し訳なく思って 今でも涙があふれますが
それでも さくらと過ごした1年間は
私にとっても母にとっても
とても幸せだった時間であり

さくらにも幸せな時間を与えてあげられたんじゃないかと
今もパソコンの脇に飾ってある写真を見ながら 涙と一緒に 思い出します。



その後黒トラの女の子をいただく機会に恵まれて
また猫を飼い始めましたが、その子には3匹の子猫を産んでもらいました。
うち1匹は近所の方に差し上げて、2匹とその黒トラの母猫は
今でも私の実家でのびのびと暮らしています。
この猫たちももう14歳。もっともっと、長生きしてほしいなあと
実家に帰るたびに 好物のかにかま(オホーツク)をあげながら、頭をなでるのです。
FC2ブログランキング 人気ブログランキング 一日一票、嬉しいなあ(*^-^*)